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算数・数学学習について


算数学習について

算数は、「数量や図形についての基礎的・基本的な知識を身につけ、日常の事象について、見通しをもち、筋道をたてて考える能力を育てる。また、数理的な処理のよさに気づき、進んで生活にいかそうとする態度を育む」ことを目標としています。(文部科学省・学習指導要領より)
算数ができる子供は、数に強い、ということの他に、論理的思考力を身に着け、処理能力に長けています。このことは、中学受験のみならず、高校・大学受験においても大変重要なことです。さらに、就職にあたってもこれらの能力は必須です。これからの社会を生きていく上において、算数・数学力は、大きな武器になるのです。そして、数学力をつけるためには、算数力を付けておくことが必要になります。なぜなら、算数・数学という学科は、積み重ねの学科だからです。
では、どうすれば、算数が出来るようになるのでしょう?
ドリルをたくさんさせることでしょうか?
早くから塾に入れることでしょうか?
いずれでもありません・・・
算数ができるようになるためには、「計算力 」と「想像力」が必要です。この2つの両輪が上手く回らないと、算数ができるようになりません。


1. 計算力について

計算力、というのは、文字通り、計算を早く、正確に行う力、のことです。
計算というのは最低限のツール(道具)です。英語で言えば、単語力です。スポーツで言えば体力でしょうか?これがないと、始まりません。そして、出来るだけ早く、四則演算が出来ること、分数・少数の計算までマスターすること、が重要です。
計算力の中には、「処理能力」も含まれます。膨大な数の計算を、どのようにすれば、間違いなく早くできるか、そのためには、計算の工夫や処理方法も必要になります。その方法を身に着けることもまた、大事なことです。 中学受験のときには、この処理能力が必要になります。


2. 想像力について

さて、ツール(道具)が完成したら、次にはどうやってそれを使うか?です。
ここで大切なのが想像力です。言い換えると、自分の頭で考える力、という事です。つまり、思考力につながります。この、「自分で考える力」がないと、いろいろな問題に対応する力をつけることが出来ません。
想像力の中にも、2種類あります。

  1. 問題を読んでその状況を思い描くことが出来る力
  2. 問題を読んで、それを数式や、線分図、図形、面積図などに表す力

1.に関しては、読解力といってもいいかもしれません。問題の意味を読み取る力、つまり、国語力が必要になります。算数ができても国語が出来ない・・・というのでは、文章問題を読み解く力がつきません。反対に言うと、算数ができるようになるということは、すなわち、国語の読解力もつく、ということになるのです。


2.に関しては、論理力や図形力が必要になります。 いわゆる「文章」を数式に変換する、または、図や線分図に表すという作業が求められます。この、図形力をつけるためには、積み木やパズルなどの経験や、幼少時の体験から得た知識が多いほうが圧倒的に有利です。

実は、これらの算数の力を付けるためには、「幼少時から10歳ころまでの取り組み方」がとても大切です。幼少時のうちから、正しい学習方法をしてくれば10歳ころまでに大体の基本は完成しています。この基礎学力がついているお子様は、もし、中学受験をすることになっても、軽く乗り越えていきます。


小学校に入る前の英才教育が必要とは思いませんが、就学前の最低限のさんすうの知識は必要だと考えます。少なくとも、「数の概念」「一対一対応」「10の補数」を身に着けて小学生になることをお勧めします。 塾に入る前のお子様には、ぜひ、最低限の学習習慣と基礎学力を身につけておいて頂きたいと思います。 今、塾に通われているお子様には、基本の定着こそ、一番の合格への近道だとわかって欲しいと思います。


算数は、考えることで答えまでたどり着きやすく、最も、「分かった!」という経験を、子供にさせやすい教科です。ですから、元来、子供たちは、算数が大好きなのです。「分かる」から、楽しくなり、楽しくなるから、もっと知りたくなる、もっとやりたくなるのです。この「分かった」という感覚は、算数だけでなく、全ての事柄に重要であり、子供を成長させるもとになる言動力です。ただ、受験のためというのではなく、算数の持っている、本来の楽しさ、面白さ、考えることの素晴らしさを、一人でも多くの子供達に伝えていきたい、と思います。